iPhoneの電波が3Gになるのはなぜ?原因と対処法を解説

iPhoneを使用していて、突然速度が遅くなったら3G回線に繋がっている可能性があります。その場合には、原因を特定した上で元に戻す必要があります。3G回線では、快適にiPhoneを使うことができません。ここでは、iPhoneの電波が3G回線になってしまう原因と対処法について解説していきます。

3Gと4G(LTE)の違い

3Gは2001年に登場したモバイル通信規格で、ガラケーで使用することを想定していたものです。スマホで3G回線を使用すると、通信速度が遅く、あまり快適に使用することはできません。

これに対して、4GとLTEはスマホでの使用を想定して作られたモバイル通信規格です。高速で快適な通信が行えます。スマホが出始めの2010年にLTEが導入され、その5年後の2015年に4Gが導入されました。LTEは3Gと4Gの中間的な位置付けですが、4Gに近いためLTEも含めて4Gと呼ばれることも多いです。通信速度にも大きな差はなく、同じものと捉えて問題ありません。

通常はiPhoneなどのスマホは、4G(LTE)回線に繋がるように設定されています。

iPhoneの電波が3Gになる原因

iPhoneを使用していて、3Gの電波に繋がってしまう場合には、主に次のような原因が考えられます。

4Gの電波が届かないまたは遮られている可能性

4Gの電波が届かない場所にいれば、3Gの電波に繋がってしまうことがあるかもしれません。ただ、4Gの電波が届かないのは、山間部などの地域に限られます。現在では人口の少ない地域も含めて、4Gの電波が届かない地域はほとんどありません。

また、市街地などでiPhoneの電波が3Gになったら、大きな建物などに4Gの電波が遮られている可能性が高いです。その場合には、少し場所を移動すれば、自動的に4Gに戻ります。

4Gの電波を掴まない設定になっている

iPhoneでは4Gの設定をOFFにすることもできます。主に海外に行くときなどに通信料金を節約するために、この設定をする人が多いです。帰国後に元に戻さないと、4Gの電波が届いていても3Gにしか繋がりません。

通信障害

携帯キャリアが通信障害を起こして4Gの電波に繋がらない可能性もあります。自分が使っている携帯キャリアの公式サイトをチェックしてみましょう。格安SIMを利用している場合も、回線提供元の携帯キャリアで通信障害が起きると、その影響を受けます。

iPhoneが不具合を起こしている

直近iPhone本体を落下させてしまったり、水に濡らしてしまったりした場合には、その影響で不具合を起こしていることもあります。熱がこもっているときなどにも、不具合を起こしやすいです。その影響で4Gの電波を掴まなくなっている可能性があります。

また、端末やiOSのバージョンが古い場合にも、4Gの電波を掴みにくくなることがあるかもしれません。

3Gから4Gに戻す方法

3Gから4Gに戻したいときには次のような方法を試してみましょう。

設定アプリから戻す

設定で3G回線に繋がるようになっているなら、その設定を戻せばこれまで通り4G回線で通信できるようになります。

まずiPhoneの設定アプリを開いてみましょう。そして、「モバイルデータ通信」から「通信のオプション」へ進みます。そうすると、「4G(LET)をオンにする」という項目があるので、そこのスイッチをオンに切り替えましょう。

iPhone本体に不具合が発生している場合には

iPhoneの本体の不具合が原因の場合でも、その程度が軽ければ簡単に直ることもあります。

まず、一旦機内モードにしてみましょう。そうすると、通信が全て遮断されるので、しばらくしてから機内モードを解除すると、4Gに戻ることもあります。

機内モードで直らなければ、iPhoneの再起動も試してみましょう。熱がこもっている場合には、電源をOFFにした後に、しばらく時間を置いてからONにするといいかもしれません。

iOSのアップデートも確認してみましょう。バージョンが古い場合には、アップデートで直る可能性もあります。

4Gに戻らないときには故障の疑いあり

4Gに戻す方法を一通り試してみても、戻らなければ故障の疑いがあるため、修理する必要があります。

保証期間内なら

iPhoneは新品で購入後1年間は保証が付いていて、故障時にはApple Storeか正規サービスプロバイダで修理してもらえます。正規サービスプロバイダというのは、Apple公認のサポート業者のことです。また、「AppleCare+ for iPhone」に加入している場合には、保証期間が2年間に延長されます。

保証期間を過ぎているなら

大手携帯キャリアを利用しているなら、Appleの保証期間が過ぎていてもショップに持ち込んでみましょう。大手携帯キャリアでは独自の保証サービスを実施しているため、安い料金で修理できる場合があります。

格安SIMなどを利用している場合などには、非正規修理店に修理を依頼するのがおすすめです。公式なサポートではありませんが、修理費用が安く、時間もあまりかかりません。

また、購入から4年程度経過しているなら新しい機種への買い替えも検討してみましょう。

まとめ

iPhoneの電波が3Gになるのは、4Gの電波が遮られている場合や、通信障害、iPhoneの不具合などが主な原因のことが多いです。それと併せて設定も確認してみましょう。

不具合は機内モードにして戻したり再起動してみたりすることで直ることもあります。もし直らなければ故障の可能性が高いので、修理に出すか買い替えを検討してみましょう。