もしかして故障？iPhoneのカメラの不具合でよくある症状と対処法を解説

2021年4月28日スマホの困りごと 0 Comments

iPhoneは、スマホの中でも人気が高く、非常に多くの人が愛用しています。iPhoneで写真を撮影するのが好きな人も多いでしょう。ただ、いつものように写真を撮ろうとして、カメラの調子が悪いことに気づくこともあるかもしれません。ここでは、iPhoneのカメラの故障でよく見られる症状や、不具合時の対処法について説明していきます。

iPhoneのカメラでよく見られる不具合

最初に、iPhoneのカメラの調子が悪いときに現れやすい不具合について見ていきましょう。

カメラアプリが起動しない

カメラアプリをタップして起動しようとしたときに、正常に起動しないことがあります。いったん起動してもフリーズしてしまい、正常に動作しないこともあるかもしれません。

そのような不具合は、リソース不足や空き容量不足の可能性が高いです。

映り方がおかしい

カメラアプリを起動して画面を見てみたときに、映り方がおかしいというケースもよくある不具合です。例えば、ぼやけて映っていたりピントが合わなかったりということがあります。線や点などの余計なものが映り込んでしまうこともあるかもしれません。

カメラアプリ自体は正常に起動して撮影もできるなら、レンズが汚れていたり、ゴミなどが付着したりしている可能性が高いです。レンズに傷がついていることもあります。

顔認識が上手くいかない

iPhoneで顔認証されなくなることもあるでしょう。顔認証が上手くいかないときには、不具合よりも、構え方や距離などが原因であることが多いです。しかし、稀にiOSやカメラアプリのバージョンが古いために、上手くいかないこともあります。

画面が真っ黒

iPhoneのカメラで、画面がずっと真っ黒のまま撮影できないという不具合も見られます。この場合の原因はさまざまです。レンズが原因で何も映らないケースもあれば、基盤が故障している可能性もあります。

とりあえず試しておきたい対処法

iPhoneのカメラが不具合を起こしているときには、次のような方法を試してみましょう。修理に出さずに直ることもあります。

レンズを綺麗に掃除する

レンズが汚れていることで起こる不具合が多いため、レンズを綺麗に掃除してみましょう。軽い汚れであれば、柔らかい布やティッシュなどで拭くだけで落ちます。しかし、カメラが正常に動作しないくらいだと、かなり酷く汚れている可能性が高いです。その際は、アルコールなどを使って拭くのがいいでしょう。

固形物のゴミが多く付着しているようなときには、エアダスターなどを使うのが効果的です。また、固形物のゴミが付着した状態で強く擦ると、レンズに傷がつく可能性があるため注意しましょう。

iPhoneを再起動

リソース不足が原因でカメラが正常に起動しなかった場合には、iPhoneの再起動で直ることが多いです。iPhoneを再起動すると、バックグラウンドなどで動いているものも含めて、動作中のアプリは全て一旦終了します。これにより、他のアプリに使われていたリソースが使えるようになります。

アップデートがないかどうか確認

iOSやカメラアプリを古いバージョンのまま使用している場合には、アップデートしてみることで解決できる場合もあります。

iPhoneに使われているiOSは、1年に1回メジャーアップデートが行われます。これによりOSのバージョンが変わり、新機能が追加されたりセキュリティが向上したりするため、重要度が高いです。

直らない場合には故障の疑いあり

前章で紹介した方法を試してみて、直る様子がなければ、故障している可能性が高いでしょう。故障を直すのは一般の人には難しいため、業者に修理に出す必要があります。

どこでiPhoneのカメラの修理を依頼できる？

iPhoneの修理の依頼先は、購入した店舗や保証サービスの加入状況によって異なります。auやドコモ、ソフトバンクなど、大手キャリアで購入し契約している場合には、キャリアのサポートを受けるのが一般的です。

また、通販ショップなど大手キャリア以外の店舗で購入したiPhoneを、MVNOを通して使用している人もいるでしょう。その場合でも、保証期間内ならApple Storeや正規サービスプロバイダで修理を依頼できます。正規サービスプロバイダというのは、Apple公認の修理店です。主に「カメラのキタムラ」や「ビックカメラ」などの一部店舗が該当します。

また、保証に加入していない場合でも、正規店で修理を依頼可能ですが、料金が高めです。

そのため、保証に加入していない場合には、非正規の修理店を利用するのがいいでしょう。非正規の修理店なら比較的安い費用で利用できて、時間もあまりかかりません。

修理に出す前にやっておきたいこと

修理に出したiPhoneは、分解されておかしいところがないかどうかチェックされたり、部品を交換されたりするため、データも消えてしまうかもしれません。そのため、iPhoneを修理に出す際には、どの業者を選ぶ場合であってもバックアップを取っておきましょう。

まとめ

iPhoneのカメラで不具合が起きたときでも、再起動やレンズの掃除、アップデートなどで直ることが多いです。しかし、それで直らなければ故障の可能性があります。契約している携帯ショップやApple Store、非正規の修理店などで依頼できるので、早めに修理しておきましょう。